初めてのカート屋さん
工具を揃えよう!
運搬保管はどうすれば?
走行前の準備はそうやるの?
セッティングはどうするの?
走行後はどうする?
押しがけの練習をしよう!
普段の練習方法は?







セッティングをしよう!
セッティングの基本!トレッド

カートが違ってもだいたいセッティングの方法は同じなので、
御自分のカートに照らし合わせて考えてください。

まず、セッティングで一番簡単で、 しかも頻繁に変更するトレット(タイヤからタイヤまでのの幅)
からやってみましょう。 フロントからです。
まず、ナットを外しましょう。(22mm)外したら、タイヤが取れますね?
取れたらカラーが入っているはずですので、外に何枚か?中に何枚か?御自分のカートには何枚入ってたか覚えておいてください。
このカラーを中を多くするとワイド(広く)に。少なくしていくとナロー(狭く)になります。
次はちょっと高度な車高の変更方法です。
ナックルのキングピンにッシャーが入ってますよね?
これを下に多く入れると車高が下がり上に多く入れると車高が上がります。
つまり、ナックル(タイヤが付いてるシャフトのこと)の位置は変えられませんから、
ワッシャーの増減で車体の高さを変更するわけです。
車高の高さで荷重をフロントに寄せたり、リヤに振ったりフレームのたわみを制御できます。
フロント回りはこのぐらいです。次は、リヤトレットです。
リヤトレットはまずタイヤを外しましょう。
そして,タイヤが付いていた所(ハブといいます)を スライドすることによってリヤのトレッドを変えるわけです。

ここで一言。
トレッドに関してですが、良くコースでリヤもフロントも目一杯ワイドにして走っている人を見掛けますが、
殆どの場合それは間違いです。
カートの場合トレッドが広ければ広いほどタイヤがグリップするか?と言うと、 そういう訳ではありません。
逆に狭い方がタイヤに係るトラクションは大きく、簡単に言えば『グリップする』と言えるでしょう。
しかし狭すぎると、コーナリング中の安定性が無く、『急にグリップを失う』感じになり、タイムが安定しません。
バランスが非常に大事と言えるでしょう。
(あまり難しいことを書いてもこのコーナーを読んでる人達が訳が分からなくなるといけないので難しいことは省きます。どのようにすればセッティングが変更できるかと言うことだけ読んでてください)

シートポジション、フレーム剛性

次はシート位置の説明です。
カートの場合シート位置が大変重要です。
カート自体の重量が60kg強しかないのに60kgの人間が乗ってしまうので、重量バランスのうえで大変なウエイトを占めています。
シートのセッティングはリヤシャフトからシートてっぺんまでの距離と、
フレームの先端からシートのさきっぽまでの距離で決まります。
あとは高さですが、フレーム下どのくらい出ているかを測ります。位置、角度、高さ、など、どれを取っても非常にシビアに取り付けなくてはなりません。
具体的なシート位置はメカニックや運転している人によって違うのでここでは具体的には触れません。
あっと、いくらシート位置が良くても乗ってる人のポジションが良くないとシート位置が生かしきれませんよ。
カートの場合クラスによって最低重量が決まっていますので、最低重量に満たない人はウエイトを積みます。
ウエイトの積む位置も重量バランスに影響しますね。何処に何キロ積むか?メカニックのセンスと経験が物を言う所です。

次にフレーム剛性に関してです。
カートの場合サスペンションが無いのでフレームがたわむ事によってサスの代わりをしています。
ですからフレームの剛性もセッティング要素の一つになります。
フレーム剛性はどうやって変えるかと言うと、
まず、リヤバンパーやフロントバンパーのボルトの締める強度で変わります。(強く締めるとフレーム剛性が高くなる)
その他にシートの補助ステー追加やフロアパネルの取り付けボルトの締め具合などでも変わりますね。
一般にタイヤのトラクションが極端に足りない時(雨など)緩める事が多いです。
その他には、ギヤ比のセッティングやマフラーの長さを変えトルクバンドの変更(パワーがアップするわけではない)
をするジャバラなどがあります。ジャバラの長さを変更してトルクバンドの変更をします。
短いと高回転に、長いと低速にピークが振っていきます。

セッティングの考え方
セッティング編いかがだったでしょうか?
このコーナーでは具体的なセッティングは教えていません。
なぜか?と言うとセッティングと言うのはカートによって違いますしドライバーによっても当然違います。
(セットが同じでもドライバーが違えば同じ操作が出来るわけ無い)
アクセルワークも個人差がありますしハンドルの切り角も同じに出来ない。
なんて訳で、このカートにはこのセッティングだ!何てことはしませんでした。(当たり前ですが)
特に初心者の方はあまりセッティングの変更はしない方が良いと思いますし
(カートに馴れていないのにセットを変えるとカートの動きが変わってしまう)
基本セッティング(買った時にしてあるセット)でもかなりのタイムが出るはずですので、
初心者の方は基本セットで走り込み、レースに出れるぐらいのタイムが出るようになってから『なにがどう動かない』あるいは『なにをどう乗りにくい』と言うのをセッティングによって解消していけば良いのではないでしょうか?
けして、『カートとセッティングが完璧であとはドライバーの腕だけ』なんてことはありえません。
また、『このセットで走れないとだめだ』とか『これは速い人のセットだからこれでOK』 なんて事もありえません。
要は、実走してだめな事(どうしてもトラクションがかからないなど)をセットによってカバーしてあげれば良いと思います。
運転がうまくない人は限界の低いカートを作ってしまうなんてことも起こりますが・・・・・・・
ドライバーの仕事としては、どんなセッティングでコースに出ても速く走ろうとする事、
曲がらないのなら運転を変えて曲がるようにする、立ち上がらないのなら立ち上がるように運転を考える、
と言うのがドライバーの仕事です。
決して、安易に、『曲がらないからセッティングを変える』『立ち上がらないのはカートのせいだ!』
なんていうのはいけません。 ろくなドライバーになりません(笑)
実際にコースで見ていると、なんとドライバーの運転によるロスが多い事か・・・・ 頑張りましょう。